JN-IPS275K-HSPC9をレビュー

5Kであれば4K作業もグッと効率アップ! 仕事をよりスマートにできる27型ディスプレーが今こそほしい

文●宮崎真一 編集●八尋/ASCII

提供: 株式会社JAPANNEXT

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Type-Cは90Wの給電に対応
PIP、PBP、KVM機能も搭載

 背面に用意された映像インターフェースは、HDMI 2.0、DisplayPort 1.4、USB Type-Cと3系統装備。いずれも解像度は5Kをサポートするが、HDMI 2.0使用すると、5K表示時にリフレッシュレートが30Hzになっている点は覚えておきたい。

インターフェースは、HDMI 2.0、DisplayPort 1.4、USB Type-C、USB Type-A×2、USB Type-B、オーディオ出力など

 なお、USB Type-Cは90Wの給電機能も備えており、ノートPCなどのデバイスが対応していれば、ケーブル1本で映像出力と充電を行なうことができるのは非常に便利だ。

USB Type-Cは90Wの給電機能を備えている

 また、これらの3系統のうち2つを使って、同時に2画面を表示するピクチャーインピクチャー(以下、PIP)とピクチャーバイピクチャー(以下、PBP)をサポート。PIPではサブ画面を四隅に配置できるほか、サブ画面のサイズを大中小に変更可能。

ピクチャーインピクチャー

ピクチャーバイピクチャー

 大サイズを選択したときのサブ画面は、およそ幅267×高さ150mmほどの大きさが、サブ画面といえども視認性は良好だ。一方、PBPは画面中央を境に2等分されるため、それぞれの画面の解像度は2560×2880ドットになる点は覚えておきたい。

 さらに、JN-IPS275K-HSPC9は映像入力インターフェースに加えて、USB Type-Bと2基のUSB Type-Aを装備。このType-BはPCのUSB Type-Aと接続することで、JN-IPS275K-HSPC9がUSBハブとして動作する。つまり、マウスやゲームパッドなどをJN-IPS275K-HSPC9に接続することで、使用できるというわけだ。

 そして、JN-IPS275K-HSPC9はキーボードやマウスなど、そのUSB Type-Aに接続したデバイスを2台のPCで共有するKVM機能を搭載している。このKVM機能は、映像入力ソースを選択すると切り替わる仕組み。例えば、JN-IPS275K-HSPC9のUSB Type-BとデスクトップパソコンのUSBを接続し、USB Type-Cとノートパソコンを繋いだ場合、DisplayPortもしくはHDMIを選択した際はデスクトップパソコン側となり、USB Type-Cを選択するとノートパソコン側になるというわけだ。

KVM機能を搭載

 OSDメニューの操作用ボタンは、パネル右側の底部に用意されている。ボタンは5つ並んでおり、左から順に「OSDメニューの憑依」「照準点の表示」「音量の設定」「入力ソースの選択」「電源のオン/オフ」となっており、いずれも前方からアクセスしやすく、操作性は良好だ。

 なお、OSDメニュー表示時は、それぞれのボタンは左から順に「項目の選択、決定」「メニューを下に移動、または数値を下げる」「メニューを上に移動、または数値を上げる」「メニューを戻る、または閉じる」に変化する。

 電源は、ACアダプターを使用せず電源ケーブルを直差しするタイプ。また、長さが約1.8mのHDMIケーブル、そして約1mのUSB Type-Cケーブルと約1.5mのUSB Type-B-Type-A変換ケーブルが付属。別途ケーブルを用意することなく、KVM機能が利用できる点はありがたい。また、細かなところだが、各ケーブルの端子にカバーが取り付けられている点は好印象だ。

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