前回の記事「文章術としてのCursor入門 」では、AIエディターCursorの基本機能と文章作成の基本を紹介した。今回は、実際の文章作成プロセスをより詳細に紹介する。
Cursorが特に力を発揮するシーン
Cursorが文章作成において特に力を発揮するのは、「効率」と「品質」の両立が求められる場面だ。たとえば締切に追われているとき、複数の文書を並行して作成する必要があるとき、あるいは専門性の高い内容を読みやすく伝えたいときなどだ。
従来のワープロ・エディターソフトと大きく異なるのは、Cursorがただのテキストエディターではなく「考えるパートナー」として機能する点だ。単なる文字入力や整形の手助けだけでなく、内容の構成、専門知識の補完、表現の洗練まで一貫してサポートしてくれるということだ。
特に以下のような文書作成において、Cursorは真価を発揮する。
・定期的な更新が必要な文書:ブログ記事、ニュースレター、レポートなど
・形式が決まっている文書:ビジネスメール、提案書、報告書など
・情報の正確さが求められる文書:マニュアル、説明書、契約書のドラフトなど
これらの文書は単に「書く」だけでなく、「調査」「構成」「執筆」「推敲」「校正」という複数の工程を必要とする。Cursorはこれらすべての工程をシームレスに支援できるのだ。
では具体的に、Cursorがどのように実務文書の作成をサポートするのか、いくつかの例で見ていこう。

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