Uber Eats Japanとソフトバンクは2月14日、ソフトバンクとSquareTrade Japanが共同提供する新サービス「スピード預かり修理」向けに、ラストワンマイル配達ソリューション「Uber Direct」の提供を2月19日から開始すると発表した。利用対象者は「あんしん保証パックネクスト」の加入者となる。修理代金は「あんしん保証パックネクスト」のサービス内容に応じて無料特典が適用される。
「Uber Direct」は、Uber Eatsの配達ネットワークを活用し、パートナー企業の商品を迅速に顧客に届けるサービスだ。今回の提供は、通信業界のスマートフォン修理サービス向けとしては国内初となる。
「Uber Direct」の導入により、パートナー企業は自社で配達要員の確保・管理をすることなく、全国47都道府県で効率的に即時配達を提供できるようになる。これにより、注文から配達までの時間を大幅に短縮できるほか、配達要員の確保・管理が不要になり、効率的にデリバリー機能を自社サービスに組み込むことが可能となる。
最短当日でスマホ修理が完了
「スピード預かり修理」は、スマホが故障した場合、全国約1000店のソフトバンクショップで修理を申し込むと、Uber Eatsの配達パートナーが店舗にて故障端末を受け取り、全国のiCracked Storeなど最寄りの修理拠点に即時配達する。修理完了後も同様に、配達パートナーがソフトバンクショップへ修理済み端末を配達する。
このサービスにより、顧客は最短で当日、遅くとも翌営業日の午後5時までに修理が完了した端末を受け取ることが可能となる。安全対策として、修理端末は施錠され、位置情報のトラッキングが可能な専用の配送箱に入れられた上でiCrackedなどの修理拠点およびソフトバンクショップに送られるほか、置き配の禁止、一定以上の配達経験を有する配達パートナーのみ対象などの措置が取られている。
新サービスは、まず西日本エリアを中心としたソフトバンクショップで提供が開始され、対象エリア・ショップが順次全国に拡大する予定だ。
