ASCII Power Review 第65回
合体変身マシ~ンが大好きなアナタのためのPCです
arrows Tab QH 実機レビュー = 超タフで変身合体を楽しめるタブレット
2020年03月06日 13時00分更新
富士通クライアントコンピューティングは10.1型Windowsタブレット「arrows Tab QHシリーズ」の新モデルとして「WQ2/E1」を、富士通ショッピングサイト「WEB MART」の限定モデルとして販売を開始した。
本製品は法人向け「ARROWS Tab Qシリーズ」をベースにしたコンシューマー向けモデル。ある意味無慈悲なまでにラフに扱われることを前提に防水・防塵・堅牢性を備えたうえ、非常に多くのアクセサリーをオプションとして用意した独自路線のモデルに仕上げられている。
今回同社より本体に加えて、ほぼすべてのアクセサリーを一緒に借用したので、それらの使い勝手も含めたレビューをお届けしよう。
プロセッサーを選ぶとメモリー容量が自動決定っ!!
あとは迷いなしで一直線ですね
WEB MART限定モデルのWQ2/E1は購入時にカスタマイズが可能。CPUは「Intel Celeron N4000」(2コア/2スレッド、1.10~2.60GHz)または「Intel Celeron N4100」(4コア/4スレッド、1.10~2.40GHz)、ストレージはeMMCタイプで64GB/128GB/256GBから選択できる。メモリーはN4000では4GB、N4100では8GBが自動的に選択される。OSは「Windows 10 Pro 64ビット」が標準搭載されており、Home版は選べない。
これ以外の本体スペックはカスタマイズ不可。ディスプレーは10.1型ワイドWUXGA(1920×1200ドット)ノングレア液晶(タッチ対応、デジタイザー対応)、カメラは背面約800万画素/前面約200万画素、無線通信はIEEE 802.11a/b/g/n/acとBluetooth 5.0、生体認証システムはWindows Hello対応指紋認証センサーが搭載されている。
詳しくは後述するが、カスタマイズ時に光学ドライブ、クレードル、キーボード、マウス、専用ケース、専用カバー、ACアダプター、ポートリプリケーターなどのアクセサリーも一緒に購入できる。アクセサリーの多くが期間限定で割引購入できるので、予算に余裕があればぜひ購入しておこう。
堅牢性を重視したボディ・デザイン
無骨だけれど、とっても頼もしいのだ
タブレット単体のサイズは262.8×168.7×12.3mm、重量は約610g(ペンを除く)。防水(IPX5/7/8)・防塵(IP5X)・堅牢設計が施されており、汚れても水で丸洗い可能だ。また、画面周囲をラバーで覆いつつ、4隅にはグリップを増強。76cmからの落下試験、自転車や電車での移動時を想定した振動試験、200kgf全面加圧試験、35.7kgf一点加圧試験などの品質評価試験をクリアーしている。
インターフェースは、USB 3.1 Gen1 Type-C×1(右側面、USB Power Delivery対応、DisplayPort Alt Mode対応)、USB 3.0 Type-A×1(右側面)、microSDメモリーカードスロット(右側面)、ヘッドセット端子(右側面)、電源端子(右側面)が用意されている。
デザイン的にはベゼルが太く、背面もいかにも強化プラスチックらしい無骨な質感だが、これらは堅牢性を重視した設計だ。ただ、いかにも実用一点張りの外観なので、個人的には赤やブルーなど派手な配色のモデルも用意してほしいと思う。
豊富に用意されたアクセサリーで拡張性もお楽しみも無限大
ポトリは最強すぎて単体でもほっし~~

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